Pellet Stove

ペレットストーブ

暖房性能が非常に高く、しかも環境に優しい。
それが“ペレットストーブ”です。

日本では馴染みの少ないペレットストーブですが、欧州や北米などで広く一般的に使われています。寒い地域ゆえに高い暖房性能のペレットストーブが普及している側面もありますが、それだけではありません。近年の環境意識の高まりからペレットストーブが注目されているのです。それは燃料の木質ペレットが、カーボンニュートラルなバイオマスエネルギーであるということ。
価格が不安定な化石燃料に頼らない、環境に優しく、暖かい火が身近にある暮らしを始めませんか。

木質ペレット

ペレットストーブとは?

ペレット燃料

ペレットと呼ばれる燃料を使用する暖房機器です。ペレットとは、間伐材や製材所の木屑や廃材を原料として、木が含む樹脂を熱と圧力で固め、直径6〜7mmの円筒形、長さ25mmほどにしたものです。国際的に規格が統一されており、外国のペレットストーブも電圧だけ対応すれば、そのまま使うことができます。
木材が持っている炭素は地球上で循環しているため、化石燃料と違い新たな二酸化炭素を大気中に増やさないので「カーボンニュートラル」と呼ばれ、温暖化対策として、欧州では石油ストーブに代って暖房燃料の主役になっています。

カーボンニュートラルの概念図

薪ストーブとの違い

燃料の供給や、燃焼、温風などをモーターで制御し、温度コントロールや自動着火などが可能であり、マイコンやセンサーの装備により、異常があると停止させることができます。薪ストーブのように薪をオーナーが補充するのではなく、燃料タンクに入っているペレットを使用し十数時間連続で暖房することが可能です。排気は室外に排出するので部屋の空気を汚しません。少量の燃料を完全燃焼させるので、薪のように燻ったり焼け木杭が残ったりしませんし、排気管の詰まりもなく、屋根の上での煙突掃除も必要ありません。

ペレットストーブの構造(FF式の例)
ペレットストーブの構造(FF式の例)

燃料コストは?

ペレット燃料は日本中で平均すると1kgあたり55〜60円位で販売されています。一般的に普及しているペレットストーブの場合、弱燃焼で一時間あたり数百グラムから、中燃焼でも1kg程度ですので、燃料費は1時間当たり30円から80円程度です。

設置について

排気管のための壁の穴あけ工事が必要です。設置位置が外壁に面した場所なら比較的に簡単で、2時間ほどの工事で設置できます。薪ストーブのような、長大な煙突や遮熱壁、炉台も必要としないので、設置コストは薪ストーブの3分の1程で済みます。

薪ストーブほど暖かくないのでは?

しっかりと焚いた時の絶対的な暖かさは、薪の方がパワーあると思われます。薪ストーブは薪を追加したり、空気のコントロールが必要だったりと、ある程度の頻度で「面倒を見てあげない」と燃え続けてくれません。ペレットストーブは設定した火力で定量の熱を発し続けるので、部屋の温度を管理するという意味では簡単であり、暖房能力も遜色ありません。

故障した場合の費用は?

構造がシンプルなため故障が非常に少ないのがペレットストーブの特徴です。一回に送る燃料は10粒ほどなので、過剰な燃焼になりません。薪ストーブのように、人間が加減を間違えて、過剰な火力になりすぎて破損する可能性が少ないので長く使えます。万が一壊れても高価なパーツが使われていないので安価に修理可能です。