日光産ヒノキをつかった
オリジナルサウナ完成しました。

一般に普及が進んでいるバレル（樽型）サウナは多くが輸入品です。狂いや耐久性に難がある樹種を使ったものが多く、トラブルが多発しているようです。北限近い日光産のヒノキは、耐候性も香りも良いのが特徴です。

バレル型はコストダウンには有効ですが、雨仕舞などの耐久性や使い勝手はこうした家型の方が遥かに上級です。こうした家型ばかりでなく、鋼板で被ったキュービックタイプなど、自由設計でお届けできます。今回の作例は2m×2mあって、4〜5人が余裕で同時に使えます。一緒に造作したデッキやフェンスは日光杉です。こちらも耐久性アップのために加圧注入材処理しています。

このサウナの熱源は、ペレットストーブを使ってます。これはまだ日本ではほとんど普及してませんが、薪よりも遥かに利便です。薪と違って点火すれば、燃料を補給せずに連続10時間は燃えていますから、予熱に何度も薪を入れる必要がありません。もし営業ユースだったら、客が利用中に薪の追加をしなければならない、あるいは裸の客にそれをやってもらう、という非常に危険なオペレーションになります。

営業目的の方は薪熱源は避けた方が賢明です。電気のものはロリュウが出来ないものも多く、サウナはペレット熱源が最適だと思います。