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無垢材施工の家に薪ストーブ設置

木質系ストーブを選ばれる方は、自然生活志向が強い方が多いです。

それはそれで良いことだと思うのですが・・・・・・時々出くわして焦るのは・・・・。

床が無垢材の 無塗装 だったりすること・・・。(^_^;)

 

自分の家を例え入室初日に汚そうと、誰のせいでも誰に怒ることも無いと思いますが。

お金をいただいて作る方としてはそうは行きません。

特に今回は前日にハウスクリーニングが済んでおりまして・・・・・我がストーブ設置工事中、史上最大に緊張したのですよ。

一般の薪ストーブはコンテナで船に乗って輸入されるわけで、また耐火レンガなども同梱され、どっちかというと埃っぽいのですよ。それに重量もそれなりです。塗装といいますが、一般のフローリングは芯材は合板で、ウレタン塗装は表面の硬度を上げる働きがあるので最近の床材は丈夫に出来ておるのです。

しかし 無垢材 とはその木材そのものでありますから・・・・・傷がつきやすいなんてもんじゃございません。もちろん汚れも吸いやすい・・・・。

玄関先から内部まで一体の養生ビニールを回し・・・・・ドア等にも当てものを設置・・・・石膏ボードにビス穴を開ける度に掃除機で屑を吸い取る。

等々緊張して・・・・暑いし ・・・・大汗の連続なんですが・・・・その汗も滴らせられません。

 

終わってから雑巾片手に、汚れていないか、目を皿のようにして攫ったのでした。

この現場もう一つ想定外がありました。高気密住宅なのでストーブ後方に外部からの吸気ダクトをお願いしてあったのですが、そのガラリが大きくて。スタンドアロン型の遮熱壁炉台がその分前にきてしまい、心太式にストーブ本体も前に押しやられて・・・。オフセットといいますが、曲がり部品を追加しないと煙突に接続できないかも・・・・という危惧があり、その部品も持参したのですが。

ギリギリ使わずに済みました。

 

こちら二階貫通の煙突設計です。

二階の床部分には、登っても凹まないような祭壇型他メーカーのカバー材を使ってます。

重い二重断熱煙突ですから、最低2箇所でフィックスします。ここでは屋根上チムニー部分と2階床部分です。

 

固定金具、バンド類、カバー 取り付け順序が大切です。ガムテープで釣って上空で待機してもらってますの図。↓

施工データ
設置機種:TN20LE
炉  台:モキ製作所
煙  突:メトス