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宇都宮市ゆいの杜 自然派住宅にRS-4設置

新築案件でした。もうすぐ外装材が貼られるというので、排気管の抜き場所の位置決めに出かけたんですが・・・。生憎大工さんが留守で、板金屋さんが居たんです。

大工さんが居なけりゃ出直すか、と思いながら、板金屋さんに排気管の抜き場所を決めに来た、と言うと。

「明日までに抜いておいて貰わねえと・・・大変だよ」

「????どういうことでしょう??」

「外装材 聞いている?」「いや聞いてないです」

「これだよ」と板金屋さんの目前に山積みになっているのは波板!!!トタン板だったんです。

「これ壁に貼るんですか???」今日物置の屋根位しか使われないトタンを新築住宅の壁に使うとは・・・・・。

少々のことでは驚かないコウダも、これにはびっくりさせられました。

昭和40年代は、これで壁を塞いだ安普請の家が結構あったんですよ(失礼)。ともかくこの波板を貼られてしまうと、排気管用にキレイに円形に切り落とすことは、我々には大変になります。

慌てて、翌日スリーブ管をもって現場に付けにいったのでした。

そんな前段の苦労も黙っていれば、誰も気がつかないことです。

この建家の配慮点は、平屋でコの字平面ということです。つまり僅少とはいえペレットストーブも煤はでますから、その煤が滞留しやすい間取りなんですね。それで排気管は軒のすぐ外まで伸ばしてきました。逆にトタンなので、少々汚れても洗いが効く、というのも気が楽になりますね。

さて、ストーブを付けている間、施主様御夫妻は、無垢の床材にせっせと自然派オイルを塗っておりました。全部職人任せにしない、というのは良いことです。なにげにオイルや床材の話になり、トタンの話になると・・・・・。その中で気がつきました・・・・コウダ二度目の驚愕でした。

施主様リサイクルを考慮してトタンを選択したんです。私も自宅はサイディングや乾式工法は使わず配慮したんですが。こちらの施主様もゴミを出さない家を作りたい、と思われたんですね。

宇都宮市のニュータウンに住む若い夫婦ですが。環境を考えた住まいを作り、またそこにペレットストーブが採用されたこと非常に嬉しく思うのでした。

ご主人は作業着で、奥様はビニール合羽で完全防備の上塗装作業に・・・なんか一緒に家を作っている、という充足感があって良いですな。

 

 

施工データ
設置機種:
炉  台:
煙  突: